【大阪発・台湾新聞】台湾の伝統芸能と懐かしい故郷の味が、日本の地域芸術祭を彩った。大阪府高石市で11月1日、市制施行60周年を記念する「高石市民芸術祭」が開催され、NPO法人日本台湾青年会と台湾華語文学習センター大阪弁天町台湾華語教室(以下、TCML大阪弁天町)が参加した。両団体はそれぞれ台湾グルメと台湾華語・文化体験を通じて、市民に台湾の魅力を紹介した。畑中政昭高石市長も両団体のブースを訪れ、台湾の伝統人形劇「布袋戯(ポテヒ)」の人形操作に初めて挑戦した。
今回の芸術祭は、高石駅前広場をはじめ市内各所を会場に、音楽やダンス、芸術作品の展示、ワークショップなど多彩な催しが行われ、地域の文化的な魅力を発信した。高石市は台湾・高雄市鼓山区との友好交流を継続しており、今回は台北駐大阪経済文化弁事処の僑務秘書・黄麗婷氏をはじめ、関係者の協力と支援のもと、両団体がそれぞれの特色を生かして台湾文化を紹介。食、芸術、言語という異なる切り口から、地域住民が台湾の多様な文化に触れる機会となった。

NPO法人日本台湾青年会は、許少峰理事長のもと、台湾の屋台グルメを中心に故郷の味を届けた。来場者との交流を通して、台湾ならではの食の特色や日常の食文化を紹介。台湾を訪れたことのない人にとっては、食をきっかけに台湾への関心を深める機会となり、台湾好きの来場者にとっては、現地で親しんだ味を懐かしむひとときとなった。

日台の民間交流に長年取り組んできた日本台湾青年会にとって、今回の参加は台湾の食文化を広めるとともに、地域社会とのつながりを深める機会にもなった。畑中市長も同会のブースに立ち寄り、活動に携わったメンバーに感謝の意を伝えるなど、会場では和やかな交流が見られた。

一方、台湾の僑務委員会による審査を経て認定されたTCML大阪弁天町では、陳洳豔校長が教員や受講生とともに、台湾の伝統芸能と正体字(繁体字)による台湾華語の普及に取り組んだ。主任教師の彭聖元氏は、台湾の伝統芸能工房「河洛坊」の林銘文氏が制作した人形を使い、指の動きによって人形の頭や両手を操る技術を披露。畑中市長も指導を受けながら初めて操作を体験し、その独特な動きに興味を示した。また、人形の頭部に使われたヒノキのほのかな香りに驚く来場者もおり、動きや手触り、香りを通じて台湾の伝統工芸の魅力を感じていた。

台湾黒熊と正体字を組み合わせた切り紙体験も行われた。図案は台湾の切り紙作家「吉剪花」の周佳儒氏と、僑務委員会の「海外民俗文化種子教師」としても活動する陳校長が共同で制作したもの。教員たちは制作過程で漢字の形や意味を紹介し、「你好」と「謝謝」といった実用的な台湾華語も取り入れた。来場者は作品作りを楽しみながら、自然に台湾の言葉や文字に親しんだ。
会場では教材『來!學華語』も展示し、台湾華語の講座や台湾への旅行、留学に関する情報を紹介した。受講生も案内や説明に加わり、自らの学習経験を来場者に伝えるなど、教室で学んだ知識を実際の文化交流に生かす姿が見られた。 今回の高石市制60周年を記念する芸術祭では、日本台湾青年会とTCML大阪弁天町が、それぞれ食文化、伝統芸能、台湾華語教育の特色を生かして台湾の魅力を発信した。台湾グルメの試食や伝統文化の体験、言葉を通じた交流は、日本の地域住民が台湾への理解を深めるきっかけとなり、日台の草の根交流に新たなつながりを生み出した。
高石市60週年藝術祭飄臺灣味 日本台灣青年會與TCML大阪弁天町攜手推華語文化及美食
【台灣新聞・大阪報導】臺灣傳統藝術與家鄉美食,成為日本地方藝術祭的一大亮點。大阪府高石市11月1日舉辦設市60週年「高石市民藝術祭」,NPO法人日本台灣青年會與臺灣華語文學習中心-大阪弁天町台灣華語教室(以下簡稱TCML大阪弁天町)共同參與,分別透過臺灣美食與華語文化體驗,向日本市民介紹臺灣。高石市長畑中政昭也走訪兩團體攤位,並首次親身體驗臺灣布袋戲操偶。
此次藝術祭串連高石站前廣場及市內多處會場,結合音樂、舞蹈、藝術創作與工作坊,展現城市多元文化特色。高石市與臺灣高雄市鼓山區持續推動友好交流,在臺北駐大阪經濟文化辦事處僑務秘書黃麗婷及各界人士的協助與支持下,兩團體透過不同形式參與臺灣文化推廣,讓當地民眾從飲食、藝術與語言等面向,感受臺灣文化的多元魅力。
由理事長許少峰帶領的NPO法人日本台灣青年會,以臺灣小吃為主題,將熟悉的家鄉味帶進日本地方慶典。透過美食與民眾互動,介紹臺灣的飲食特色及生活文化,讓未曾到訪臺灣的日本朋友,從味覺開始認識臺灣,也讓喜愛臺灣的民眾重溫熟悉的味道。
長期致力於促進臺日民間交流的日本台灣青年會,此次以美食參與高石市60週年慶典,不僅展現臺灣飲食文化的親和力,也藉由地方活動增進與日本社區的互動。畑中市長亦走訪青年會攤位,向參與推廣的成員表達謝意,為現場交流增添溫馨氣氛。
另一側,由經僑務委員會審查通過的TCML大阪弁天町校長陳洳豔帶領師生,透過臺灣傳統藝術與正體字華語推廣文化。主任教師彭聖元使用河洛坊林銘文老師製作的布袋戲偶,示範如何以手指控制偶頭與雙手。畑中市長首次嘗試操偶,對這項掌中藝術感到新奇。部分民眾更發現檜木偶頭留下淡淡香氣,從動作、觸感與氣味,體會臺灣傳統工藝的獨特魅力。
剪紙體驗則以臺灣黑熊結合正體漢字為主題,圖案由「吉剪花」周佳儒老師與身兼僑委會海外民俗文化種子教師的校長陳洳豔共同設計。教師將字形、字義及「你好」、「謝謝」等實用華語融入創作過程,讓民眾在動手體驗中自然接觸臺灣華語。現場亦展示《來!學華語》教材,介紹課程及赴臺旅遊、留學等資訊,中心學員也參與解說,分享自身學習經驗,將課堂所學延伸至實際文化交流。
此次日本台灣青年會與TCML大阪弁天町共同參與高石市設市60週年藝術祭,分別發揮飲食文化、傳統藝術及華語教育的特色,讓臺灣文化以更貼近生活的方式走進日本地方社區。透過美食品嚐、藝術體驗與語言互動,不僅讓更多日本民眾認識臺灣,也為臺日民間交流增添新的連結。
2026.11.03


















































